【キク科ヒマワリ属】
学名:Helianthus tuberosus
原産:北アメリカ
生姜のような塊茎(かいけい:地下茎の一部が養分を蓄え、肥大したもの)を持つ
菊芋は、家畜の飼料用に北アメリカから輸入されたとの記述もありますが、繁殖力の強い菊芋ですから、衣類や荷物に付いてきたものが日本で繁殖したとも言われております。
この驚くべき生命力のあり菊芋のイヌリンが人間の健康かに果たす役割が大きい事がわかり、健康食品やサプリメントとなって多くの人に愛用されるようになりました。
菊芋の和名は菊に似た花を付け、芋ができることから名付けられました。
菊芋の花は、名の通り鮮やかな黄色の花びらを咲かせます。
効果に期待が出来る菊芋ですが、副作用はないのでしょうか?
イヌリンの効果が大きいだけに気になりますが、ご安心ください。今のところ、特別な副作用があるとの報告はありませんし、これからも副作用の報告はないと思われます。菊芋に含まれているイヌリンの効果が高いといっても、100%自然の恵みなので、薬とは違い副作用がまったくありません。
菊芋の健康食品やサプリメントに関して、飲み量は商品書かれている用量を守っていただければ問題がありません。ただ、問題は生の菊芋を調理して食べる時は、食べ過ぎに注意が必要だそうです。特に、初めて菊芋を食べるとき、体が菊芋になれていない方が食べ過ぎると、二酸化炭素とメタンを多く生成してしまうそうです。
なので、生の菊芋を調理して食べる場合は、少量ずつ食べ続けると体が慣れて副作用も心配ないのです。菊芋の料理法は、天ぷらにしたり炒めたりするそうですが、漬物や味噌漬けにするとアクも感じなく美味しく食べられるそうです。